P3 art and environment

 
展覧会

サラエボ・サバイバル・ガイド
FAMA (ファマ)

1994年4月22日-5月7日

東長寺講堂P3

FAMAを主宰するスアダ・カピッチはベオグラードで活動していたが、ボスニアで戦争が始まる直前に生まれ故郷のサラエボに戻った。そして、異なる文化的、宗教的背景を持つ普通の人々が隣り合わせに一緒に暮らす街、ある日突然重火器と狙撃兵に周りの丘を取り囲まれた、人質都市の一員となった。彼女の友人や家族と同じように単なるサラエボの一市民として。

電気・ガス・水道は断たれ、部屋の中で窓際に立てば狙撃され、ほとんど品物の無い市場に行けば爆弾を落とされる。国際的な文化都市サラエボは、原理主義に立ち向かい、多様性を守って、不可能な中でも普通の都市生活を続けようとすることでその人間性と品位を保った。この展覧会は、メディアでは報道されることがなかった、彼らの日常生活の知恵の記録である。

この展覧会を開催したことにより、同年11月、カピッチを包囲下のサラエボから招聘し、「サラエボ旅行案内」(三修社刊)日本語版を出版する運びとなった。その様子は各局ニュース番組などで報道された。

主催:P3 art and environment
協力:JACA

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