2009/8/1sat, 2sun ArchivesP3web TOPへ

首藤 泉


マルティナ・ラングマン


勝井祐二


鬼怒無月


迫田 悠

→schwarz
総ての色を混ぜると黒くなる

ネザーランド・ダンスシアターやクルベリー・バレエなど、世界屈指のバレエ団で実績を積み、現在もヨーロッパで踊り続けるダンサー首藤泉。その彼女が、ROVOなどの活動で知られるヴァイオリニストの勝井祐二との出会いから構想し、さらに友人であるダンサーのマルティナ・ラングマン、ギターの鬼怒無月、映像の迫田悠と共にダンスと音楽の新たなるコラボレーションの可能性に挑む!素朴なアイデアと卓越した技術が生み出すであろうコンテンポラリーの地平は痛快かつ爽快!か? お見逃しなく!

2009年8月2日(日)3日(月) 
開場 19:00/開演 19:30
予約¥3,500/ 当日¥4,000
(全自由席)
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振付・出演:首藤泉、マルティナ・ラングマン MARTINA LANGMANN
作曲・演奏:勝井祐二(violin)、鬼怒無月(guitar)
映像:迫田悠
音響:ZOZO
照明:高田政義
制作:前田圭蔵

何年も前からの知り合いの、首藤泉さん。
彼女は今はスイスに在住のダンサーで、僕は東京に住んでいる音楽家で、6年前に引き合うようにお互い知り合ってから、実は一度だけしか共演していない。
その時の準備を入れて何度合っただろうか。
そんなに回数は多くないのです。

彼女が帰国したとき、僕がヨーロッパに公演しに行った時。
折々に会って、お互いの近況を知ったり、知らせたり。
だからその瞬間瞬間が、日常の挨拶や他愛の無い話だったり、自らの表現との距離やお互いに感じる表現の普遍性、などに話が及んでいるのかいないのか。
実は、わからない。
今年、一緒にまた何かやろうと相談したとき、泉さんは「スイスの(農業国としての)私がいる現在と、勝井さんのいる東京との差異を表したい。Cow and Cars だね!」って言ったけど、
僕の住んでいる所は東京最西部の、野鳥の声と近所の牧場の牛の?が聞える所で「Cow and Cow」なんだよ、って言ったら笑ってた。

居る場所、育った場所、文化、年齢、享受している文明、性別、表現、肌色、宗教、様々に様々な人が違っている。
それらを混ぜると、総ての色が混ざり合うと黒くなるように黒くなる。 きっと。
黒い色には総ての色が混ざっているから、全部が有る。

→schwarz (総ての色を混ぜると黒くなる) 

こんな事を、二人のダンサー、二人のミュージシャン、で表現してみたいと考えています。

1人の音、1人の動き。
1人の動き、2人の音。
2人の音、1人の動き。
全員の、結末。

勝井祐二


首藤 泉(しゅとう いづみ)

1979年東京生まれ。モダンダンスを芙二三枝子に、クラシックバレエを佐多達枝、河内昭和に師事。1995年、ハンブルグ・バレエ・スクール(ジョン・ノイマイヤー校長)に留学、1997年卒業。同年、マンハイム・ナショナルシアターに所属、ソリストとして数々の作品を踊る。1998年<死と少女>(フィリップ・タラール振付)の演技で、アーノルド・ペーターセン賞受賞。2001年から2004年までネザーランド・ダンスシアターUに所属。イリ・キリアン、ハンス・フォン・マネン、オハッド・ナハリン、金森穣などの作品を踊る。2002年のネザーランド・ダンスシアターT.U.Vの来日公演に同行し<マイナス16><シンプルシング>などを踊る。2004年、ストックホルムのクルベリー・バレエ団に移籍。2008年までに、マッツ・エック、ヨハン・インガー、アレキサンダー・エックマン、シディ・ラルヴィ、大植真太郎などの作品を踊る。2008年、スイスのベルン・バレエシアターに移籍。キャシー・マーストン、ギイ・ボテロ、キャロル・アーミタージュなどの作品を踊り、現在に至る。各カンパニーのワークショップで振付作品を発表。2005年に東京にて、ヴァイオリニスト勝井祐二とインプロ・ナイトを行う。

マルティナ・ラングマン(Martina Langmann)
1980年オーストリア生まれ。1993年、State Opera Ballet School Viennaに入学、バレエを学び、1998年卒業。2001年、The Laban Centre London 卒業。同時に、Transitions Dance company に所属。その後フリーダンサーとして、多くの振付家と仕事をおこなうとともに、ダンサーとしてハリウッド映画でも活躍するなど、その活躍はめざましい。2004年にキャシー・マーストン(Cathy Marston)に出会い、彼女との作品でイギリス国内の公演ツアーを行う。2007年、スイスのベルン・バレエ・シアターに所属、現在に至る。これまでに、イリ・キリアン(jlri Kylian) ハンス・フォン・マネン(Hans Van Manen)、アレキサンダー・エックマン(Alexander Ekman)、ギイ・ボテロ(Gui Bothelo)、ホフェッシュ・シェクター(Hofesh Shechter)などの作品を踊る。
同時に、スキナー・リリース・テクニック(Skinner Release Technique)を習得し、ワークショップなどで振り付けやティーチングなど、多彩な活動をおこなっている。

勝井祐二(vln)
ヴァイオリン演奏家。
特にエレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。
「1991-1992 JAPAN - UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。「BONDAGE FRUIT」「DEMI SEMI QUAVER」「TWIN TAIL」「渋さ知らズ」「カルメンマキ and サラマンドラ」を始め、様々なグループ/セッションに参加。96年、山本精一と「ROVO」結成。フジロック・フェス、メタモルフォーゼ、ライジングサンロック・フェス、アラバキロック・フェス、ドイツ・メールス・フェス等の国内外のフェスティヴァルに参加するなどして、90〜00年代の東京のジャンル越境(オルタナティヴ)のシーンを牽引する。アジア/ヨーロッパ/南北アメリカを中心に世界各国で演奏。
近年は、02年に初来日したファナ・モリーナ、フェルナンド・カブサッキとの共演を機にアルゼンチンの新しい音楽シーンと交流を深めている。

鬼怒無月(g)
1964年神奈川県出身。高校時代より音楽活動を始める。
90年代に自己のグループ「ボンデージフルーツ」を結成、94年、バイオリン奏者勝井祐二と共に発足したレーベル「まぼろしの世界」より現在までに最新作の「Bondage fruit 6」(05年2月発売)を含む6枚のアルバムを発表。ボンデージフルーツは98年ScandinavianProgressive Rock Festival、99年にはサンフランシスコのProg Fest '99に招かれる。また2004に結成したコンテンポラリータンゴバンド 「Salle Gaveau」でも RIO Festival 2007、Mosaic Music Festival in Singapore等に出演するなど海外での活動も盛んである。またEWEより3枚のアルバムをリリースしているチェンバーロックバンド「Ware house」、ギターミュージックの極を追求する 「Coil」、そしてCoil解散後新たに ナスノミツル、中山努、外山明と結成した「BadKnoid」、勝井祐二との「Pere Furu」、クラシックギタリスト鈴木大介とのコラボレーション「The Duo」、壷井彰久との「ERA」、吉田達也の「是巨人」、カルメンマキの「サラマンドラ」、更に灰野敬ニ、常味裕司とのコラボレーション、ギターソロ等、日々自己のギタースタイルを進化させ続ける異才ギタリスト。

迫田 悠(さこた はるか)
グラフィックデザイナー、映像作家。
2000年にデザイン/映像制作チームKLOMAを結成、 2001年からROVOのVJを務め、国内外のライヴやツアーに同行。これまでROVOの他に、EGO WRAPPIN'、ohana、A Hundred Birdsほか数々のアーティストのPVやライヴ映像、アートワークを制作。UKの映像フェスone dot zeroへの出品や、メディアアートの祭典Ars Electronicaへの参加などで、海外からも注目を集める。2006年にKLOMA解散。迫田悠名義で活動を始め、ライヴや舞台の映像演出へ積極的に取り組む。京都精華大学での勝井祐二・大友良英とのセッション、東京国際フォーラムにおけるタップダンサー熊谷和徳ソロ公演の映像演出などを担当。手塚治虫氏の大作「火の鳥」をモチーフにしたSystem7の新曲「Hinotori」を、保谷ひばり・渡部暁と共に「ムー℃マジック」名義で映像化するなど、PV制作にも力を入れている。

問合せ:P3 art and environment 03-3353-6866
会場:
アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F)
東京都墨田区吾妻橋1-23-1
東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩5分
都営地下鉄浅草線「浅草」駅より徒歩10分
東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩6分
http://arts-npo.org/aas/
主催:アサヒ・カフェナイト実行委員会
特別協賛:アサヒビール株式会社